昨日(挨拶 & 声掛け方)に引き続き、本日は、
・「話し方 & 伝え方」
(ノンバーバル五感コミュニケーション)
について、お伝え致します。
まずは、昨日の「挨拶 & 声掛け方」のおさらいです。
挨拶 & 声掛け方で大切な事(〜まとめ〜)
・これから、何時如何なる時、様々な場所で、色々な場面でも、挨拶と声掛けをする。
(意識がないとできません。)
・「目」を自主的に合わせる。
・どんな関係の人であろうと、必ず自分から明るく声を掛けるという事。
(相手から待っていても声は掛かりません。)
・挨拶する積極性と声を掛ける勇気。
・表情は明るく目は優しく微笑みます。
(暗かったり怖そうだと人は近付きません。)
・一瞬で心を読み取るので、心に愛情を持って接します。
(相手を嫌うとミラー効果で相手もその様な気持ちになります。)
「挨拶 & 掛け声」が出来るようになると、
「話し方 & 伝え方」にステップアップ移行しやすくなります。
逆に、「挨拶 & 掛け声」が出来ないと、話す効果は半減します・・・。
・「話し方 & 伝え方」の上手い人下手な人
話し方の上手い人はいいですよねー。
あなたの周りにもいませんか?
同じ事を話していても、
- なんだかまったく伝わってこない人・・・。
- しっかりと気持ちが伝わってくる人・・・。
“なぜ?同じ事を話しているのに、こんなに違うのだろう???”と。
不思議に思う事がありますよね。
例えば、昨日同じものを食べた友人A君とB君。
A君の話しは、どんな場所で、どんな雰囲気の中、どんな料理が出て、どんな味で、どれ程美味しかったか!自分がその場にいるかの様にイメージ出来ます。自分も絶対行って、食べてみたいと思う事があります。A君は、興味津々で話を聞いて貰い、しまいには、そのレストラン教えて欲しいと頼られる。
B君の話しは、食べに行った事は分かったが、半分うわの空で伝わってこない。
B君は、いつも人に真摯に受け止めて貰えません興味を持って貰えないのです。
はっきり言って、B君は生き方を「損」してます。
こんな単純な事(昨日食べた物)ですら、同じ様に伝わらない・・・。
「話し方 & 伝え方」に何が違うのか?
結論から言います。
”気持ちが入っているかどうか?”という事です。
例えば、
本の朗読の様に、
棒読みで、無表情で、抑揚も、強調も、感情も入っていなければ、
聞き手は、どんなに面白い話でも、つまらなく、眠くなります。逆に、大した話でなくても、
話し方の上手い人、伝え方の上手い人からお話しされると、
興味もわき、面白く、心が動かされ、記憶に残るのです。
”そこに「気持ち」が入っているかどうか?”
簡単な様で、本当に大切なことです。
では、どうすれば、気持ちを込めて話をする事ができるのでしょうか?。
例えば、
お母さんが、赤ちゃんを見つめ、声をかける時。
赤ちゃんは、意味はわからないだろう。けれど、
赤ちゃんは、笑顔でじっと母の目を見ています。
お母さんは愛情いっぱい一生懸命語りかけます。
「可愛いね。ずっと一緒だよ。幸せになろうね。」
赤ちゃんには、愛情がしっかり伝わっています。
例えば、その逆で、
幼稚園の我が子が、毎日一生懸命目を輝かせて、
「ママ。今日は○○せんせいがこれくれたんだ。」
「ママ。今日は○○くんと何して遊んだんだよ。」
「ママ。今日は幼稚園でこんな歌歌ったんだよ。」
お母さんは、その成長を楽しそうに聞いています。
お母さんには、我が子の気持ちやその情景まで伝わっています。
ところが、先程の本の朗読の様な話し方だと、伝わらないのです・・・。
”気持ち”が入ると
「人にどうしても話したい。」
「人にどうしても伝えたい。」
「この気持ちを伝えたい。」
そう強く思うと、本の朗読にはなりませんよね。
自然に、目に力が生まれ、声に抑揚が出て、スピードに勢いが出ます。
自然に、身振りが生まれ、力に抑揚が出て、姿勢にも勢いが出ます。
自然に、心に愛情が生まれ、気持ちに抑揚が出て、自信に勢いが出ます。
はっきり言って内容は二の次です。
ノンバーバルコミュニケーションとは?
ノンバーバルコミュニケーションとは、
「非言語コミュニケーション」とも呼ばれ、その名の通り「言語」以外の情報をもとに、相手とコミュニケーションを取る方法です。
具体的には、「表情」「声」「行動」などの情報を用いた方法で、相手の気持ちを「目で見る」「耳で聞く」「体で感じる」という、人間の五感を多用したコミュニケーション方法なのです。また、これは第一印象にも大きく影響すると言われています。
「話す事の上手い人」とは、実は、話しの内容の賢さというよりも、いかに心を込めて、気持ちを込めて、伝える事が上手いかという事です。
伝え方・・・。
(人が話の中から、伝わる情報の比率)は、
・視覚情報…見た目、身だしなみ、表情(視線)など…55%
・聴覚情報…声の質・大きさ・速さ(テンポ)…38%
・言語情報…話す言葉そのものの意味…7%
つまり、如何に話す言葉内容そのものよりも、印象の9割は、資格や聴覚など五感が働いているかどうかで情報が伝わっているかが解ります。
情報として伝わるものは、
・声(高さ低さトーン・大きさ・スピード・滑らかさ・間合いペース)
・表情(目の視線・口の微笑み・顔の明るさ)
・動作(態度・ジェスチャー・うなずき・身体的接触・好意ミラーリング効果)
・その他(時間・環境・雰囲気・身なり)
など五感に訴える様々な要素があります。
人間はコミュニケーションを行う時、言葉を使い互いの感情や意思を伝えあってもいるが、「目は口ほどにものをいう」といった諺にも示されているように、言葉よりも顔の表情・視線・身振りなどのほうが、より重要な役割を荷っているのです。
「話し方 & 伝え方」
あなたは、少しずつ分かってきたかと思います。
話し方 & 伝え方は、もちろん技術もありますが、
それよりも大切な事は、心が入っているかという事。
実際、心で訴えられ、心で感じる話しは、
ず〜っと印象に残り、覚えているものです。
「あなたはこれまでどれほど感動を味わえましたか?』
「あなたが、
これまでに人と交わっていて、
感動したのは、どんな事でしたか?」
「涙ながらに話をした事がありますか?」
人が全身全霊で心から、
話したり、
訴えたり、
表現したりすると、
自然に涙が溢れる事がありますよね。
歌を歌っている姿。
スピーチをしている姿。
ミュージカルで訴える姿。
人間は、心で生きています。
心で生きているからこそ、
心で話をすると伝わるのです。
勿論、その為の「技術」も必要です。
その一つが、ノンバーバルコミュニケーションなのです。
「話し方 & 伝え方」に一番必要な事は、
人間同士が話し合っているのだから、
全身全霊で、心に伝え、心に訴えるという事。
「五感に訴える気持ちが入っているかどうか?」という事。
内容は二の次、もっとシンプルに心へ訴える事!!
五感をよく意識し、そこに気持ちを注入して話せるかどうか?
あなたはこれから、人に上手く話し、伝える事ができるでしょう!
明日は、「好感会話の盛り上げ方」について、お話を進めていきます。
このブログは、真の生き方や人生について、
深く考え、追求し、読んでくれる多くの人に、
幸せに生きる参考として貰える事を日々願って、
『 真の生き方 〜 True Life Style 〜 』
を贈っています。
もし、
『真の生き方』が参考になり、役立つ事が出来れば、
「この人には。」と思うあなたの本当に大切な人へ
幸せへの生き方をシェアで、贈ってあげてください。
〜 今日の贈る言葉 〜
『感謝を口にすることは礼儀正しく楽しい。感謝を行動で表すことは、高潔で気高い。感謝を生きることは天国に触れること。』
(ジョハニス・A・ゲイアートナー:アメリカの神学者)
「話し伝える事とは、つまり、心へ訴える事。
あなたの心をその人の心に訴える事。」
TRUE
伝え方が9割 2
佐々木 圭一 ダイヤモンド社 2015-04-24
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