第3章 リーダーになる人へ伝えたい事「保守か改革か」
「企業(グループ)は、現状維持したら衰退する。」
この意味は、分かる人には分かるかと思います。
企業は、世の中の流れと共に生きています。
企業の商品もそこで働く人も考えも生きています。
「挑戦と改革の連続」
企業が存続するというのは、
その時代時代の流れを読み、
その先を行く最先端の挑戦に挑み、
その時々で大いなる改革を行うから、
企業は世の中から受け入れられ、存続するのです。
この章は、決して、経営者やリーダーだけではなく、
従業員やそのグループのメンバーにも読んでもらい、
企業やグループの存続を考える上の参考として頂ければ幸いです。
もし、
リーダーや経営者に
読んでいない人がいれば、
SNSシェアしてあげて下さい!
きっとグループの活気が出るかと思います。
リーダーの性格
リーダーによっては、
企業を発展させ、衰退させもします。
これまでこの「真の生き方」では、
「人生」の挑戦と実行と改革について、
何度もお伝えしてまいりましたが、
「企業」も全く同じことが言えるのです。
挑戦や改革を行うとは、
勇気と決断と大変な労力を伴います。
経営者になると、人の”本性”が現れます。
それは、地位と権力と金を手に入れるからです。
そこで、
もうここで、”安泰”と思う人。
これからが、”挑戦”と思う人。
に分かれます。
あなたのリーダーはどうでしたか?
あなたはどんなリーダーになりますか?
強力なリーダーシップを持つリーダーの元では、
そのTEAMが同じ目標、同じ勢い、同じ情熱で、
努力を重ね邁進していきます。
リーダによって、本当に企業は違ってきます。
「何もしない保守リーダー」と「挑戦する改革リーダー」
「保守体質リーダー」
①新規の事業を起こさない
②企業をクローズ体質にする
③危機と管理の部門に重点を置く
④格好の良いことばかり言って動かない
⑤経費と規則ばかり口うるさく言っている
「改革体質リーダー」
①新規事業を次々と起こす
②企業をオープン体質にする
③現場と営業の部門に重点を置く
④実行と行動を行い動かしていく
⑤集客と売上に先ずは注力している
どうですか?
実際、ずる賢いリーダーは、
自分の保身のことだけを考え、
なるべく、新たなことは避け、
できるだけ今のままの現状を維持し、
労力や危険を犯したり冒険をしない。
石橋を叩いて、渡りもせず、傍観者でいる。
挑戦するリーダーは、
常に前向きで、プラス思考で、
仕事にやりがいと熱意を持って、
TEAMで新たな事へ積極的に挑戦し、
少々の危機は当然と捉え冒険します。
石橋などひとっ飛びで、自分で羽ばたいて天まで向かおうとします。
ある程度、両方の要素も必要で、
なんでもそうですが偏りすぎてはおかしいし、
どちらが良い。と一概には言えないのですが。
企業はリーダー次第
はっきり言って、
保守体質の方が楽です。
危機が訪れるまで、現状維持し、
待っていれば良いのですから・・・。
しばらくは、楽なので、緩みます。
人も平和を感じたまま努力をしません。
ただし、長くは続かず、動きに対応できず
企業は衰退していくばかりです。
改革体質の方は大変です。
改革を行うので、先に前進し、
常に挑戦するので、やることは多く、
最初は結果が出なくとも、次々に事業を広げ、
改革を行っていくので、次第に成功事例が出て、
企業は、その時代時代の先端で勢いの流れに乗り、
企業は繁栄を続けていくのです。
どちらが、結果的に幸せになるかは言うまでもありません。
リーダーによる企業の営利
企業の営利に関しても、もろにその明暗が出ます。
「営利」とは、「売上」と「利益」の事ですよね。
「売上か?利益か?」
あなたはどちらが大切ですか?
どちらも欲しい!それはそうなのですが・・・。
「利益追求型のリーダー」がいます。
利益を上げる事は、企業にとって大切な事です。
ですが・・・、
利益を上げる事は、簡単な事です。
経費を削減すれば、売上努力せずとも勝手に利益は出ます。
ただし、
全てお客様に与える商品から、削減するのと同じ事です。
つまり、利益ばかり目がいくと、質が落ちるという事なのです。
例)
1個のあんぱんを売る為には、様々な経費が掛かっています。
・水道やガスや電気などの光熱費
・小麦やあんや砂糖などの材料費
・練る人・焼く人・売る人などの人件費
つまり、水をケチり、あんをケチり、人をケチりすれば当然、利益が出るが、質が落ちるのです。
この事を理解していないと、企業はおかしな方向へ進みます。
利益がプラスに転じ、喜んでいるようでは、企業の真の存在が見えていません。
消費者は、バカではありません。少しの違いやサービスの低下は判っています。
残念な事に、利益は多ければ多い程良いと勘違いリーダーが多いのも現実です。
「本来、利益とは、従業員や消費者や社会に還元されるべきものなのです。」
「売上追求型のリーダー」
それよりも、
売上を上げていく事の方が、企業は間違いなく発展します。
売上を上げる事は、大変な事です。
企画し、挑戦し、実行し、質を高め、経費を掛け、
そのTEAMで改革を起こし、セールスし、集客し、
本当に良いものでなくては、消費者は目を向けません。
その代わり、一旦、売れ始めるとその良さが広まり、
ブランド力を上げ、人が集まっていくのです。
例)
しっかり自分の身を削って、経費を掛け、質の良いものを作り上げるのです。
広告宣伝費や人件費や設備投資を掛けるには、勇気がないと出来ない事かもしれません。
果敢に挑戦し、本物の質を追求する事で改革し、本当に消費者に知ってもらい売り切るのです。
「売上と利益の関係」
ここまで、お伝えしてきた
リーダーの売上と利益の考え方は、
企業にとって本当に大切な部分です。
「売上と利益の関係」
利益は簡単=経費を削る
売上は大変=集客への挑戦
売上を上げられないのに、利益は取る=質を落とし消費者から見放される
経費を削って身を切ってでも、集客し売上を上げる=消費者に理解される
実際は、売上を上げ、利益を上げる事がベストです。
どちらも上手くいけば、
良いのですが大抵の企業は、
どちらかに偏っているのが現実です。
経営者になる人がこの基本をどう考えるか?
従業員は、リーダーの考えによって動くからです。
経営者は、ヒト・モノ・カネ・情報・全てを自在に動かしている責任者と自覚しましょう。
自分の代で事業を拡大し、新たな売上になる部門を立上げ、改革を起こす人でありたいものです。
ここまで「保守か改革か」を考えて参りましたが、
追求するとリーダーの性格、考え方、体質による要因が、
大変、大きい事が理解できたかと思います。
リーダーの体質による企業の栄枯盛衰
まとめると、
リーダーの体質による企業の栄枯盛衰
「保守リーダー」=企業が勢い無くなる・経費節減・消費者減少・売上減少・事業縮小・衰退
「改革リーダー」=企業に勢い生まれる・売上向上・消費者増加・売上小塚・事業拡大・繁栄
どうでしょうか?
この保守と改革の考え方は、
企業だけではなく、人間生活のすべての活動に当てはまります。
リーダになるあなたは、どちらの道を選びますか?
このブログは、真の生き方や人生について、
深く考え、追求し、読んでくれる多くの人に、
幸せに生きる参考として貰える事を日々願って、
『 真の生き方 〜 True Life Style トゥルーライフスタイル 〜 』
を贈っています。
もし、
『真の生き方』が参考になり、役立つ事が出来れば、
「この人には。」と思うあなたの本当に大切な人へ
幸せへの生き方をシェアで、贈ってあげてください。
〜 今日の贈る言葉 〜
『私の仕事は、
顧客の売上げを伸ばすことで、
顧客の利益を奪うことではない。』
レイ・クロック
(アメリカ合衆国の実業家。マクドナルドコーポレーションの創業者で、マクドナルドをフランチャイズ展開して、世界最大のファーストフードチェーンに仕立て上げた人物)
「利益とは従業員や消費者や社会に還元されるべきもの。
この根本をリーダーは忘れてはならない!」
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