昨日まで、「死ぬまでにやりたい事リスト100」をお伝えしていて、
ふと思った事があります。
それは・・・
「人は何を求めて生きるのか?」
という事。
私自身も、昨日までお伝えしました
「死ぬまでにやりたい事リスト100」を持っていて、
それをじ〜〜っと見直していると、
「結局、最後はどうなりたいのか?」
こんな事と考えていて、ハッとある事を悟りました。
「そうだったのか!」
人間が、絶対に知っておかなければならない事。
今日は、そのお話をお伝えいたします。
「人は何を求めるのか?」
目次:
①生きていれば、欲求が出る
②求める事は、良い事なのか?悪い事なのか?
③「欲求の正体」と「欲求の行方」
④やりたい事、行きたい場所、欲しいもの、求める人の心理
⑤人が何を求めているかを知った時
①生きていれば、欲求が出る
生きていると人は欲求が出ます。
「あれしたいなぁ。」
「これしたいなぁ。」
「あそこに行きたい!」
「あれを食べたいな!」
「あれが欲しい、これが欲しい!」
「こんな風になりたい!あんな風になりたい!」
普段生活していれば、
誰だって思う事ありますよね!
私もこれまで、
本当にたくさんの
希望をしてきたなぁ。
と、つくづく思います。
幼い頃からの希望を
振り返ってみたりすると、
恥ずかしいやら、懐かしいやら・・・・。
そこで質問ですが・・・
「あなたには今、「希望している事』はありますか?」
「夢も希望も何もない・・・。」
こんな人はいません。
人間は、生きていれば、必ず欲求が出ます。
あなたの心理に関係なく、
あなたの中にいる37兆個もの細胞が、
あなたに、生きる事を求めているからです。
「生きるという事」は、「欲求」なのです!
深いと思いませんか?
どうでしょうか?
あなたも欲求の意味が見えてきたのでは?
人間は誰でも、
生きている限り欲求はあります。
つまり、
「生きるという事」は、「欲求」なのです!
②求める事は、良い事なのか?悪い事なのか?
さて、
あまり、難しい話は、後にして・・・、
” 求める事は、良い事なのか?悪い事なのか? ”
なんて思ったりしませんか?
例えば、ある欲求が目の前にあると・・・。
鼻息荒く、
欲求むき出しで、
全力でその欲求に向かう!
「ふがーっ!!」って、
これでは、・・・野獣です(笑)。
野獣は、
欲求そのままに生きるので、
食べたいもの、
やりたいもの、
行きたいところ、
欲望そのまま自然と全力で向かいます。
でも、それが良いか?というと、疑問です。
何も考えず、欲望のまま、
その欲求を満たそうとしても、
周りにも野獣が沢山いる中なので、
欲求に溢れた敵だらけの中で、生き抜かなくてはなりません。
つまり、欲求そのまま生きる社会は危険が伴うのです。
野獣は、欲求そのまま、肉一つ食べるにも生死をかけて、戦い抜いて、手に入れるのです。
原始時代であれば、
当然の事であり、
自然な事であり、
良い事とされてきました。
ところが、
人間は、
欲求そのままに生きるのではありません。
もちろん欲求があっても、理性が働くからです。
「我慢しよう。」
「これは悪いことだ!」
「これは恥ずかしい事かもしれない。」
こんな風に、
欲求が出ても、理性が制御します。
「これは、我慢しなさい。」
「これは、いけない事です。」
「これは、恥ずかしい事です。」
人に迷惑が掛かるから・・・という事でしょう。
概念であったり、
道徳であったり、
法律であったりを人間は作り、
最終的に、その人に理性という名で、制御するのです。
つまり、
人間は、欲求そのままでは生きない。
欲求そのまま生きる社会は危険が伴うためです。そして、欲求そのままで生きていこうとすると、人に迷惑が掛かるからです。
「理性」という名で、欲求を制御するのです。
要するに、欲望のコントロールです。
人間は欲望をコントロールできる動物です。
実際、現実社会では、
このコントロールができない人が、制御できない人になり、
人間が決めたるルールによって、拘束され、犯罪者となるのです。
確かに・・・。
コントロールしなくては、
制御不能となってしまいます。
欲求のままに、
すべてが自由で、
やりたい放題では、
結局、他人に迷惑が掛かり、
争いや戦いなど、危険が伴い、
秩序がない社会では、生きることが困難となるからです。
ただし、これが良い事か?悪い事か?と言われると、
どうでしょうか?
欲望は、
人間の生きる上で、必要なものです。
良いか悪いかではなく、コントロールが必要なのです。
でも、
必要と言っても、
野獣ではないのだから、
人間の勝手に決めたルールの中で、
欲望をコントロールしなくてはならない。
そのルールに沿っていない人は、
ルール上、”悪い”と決めつけられ、
非難され、抑えられ、拘束され、犯罪として、罰せられます。
例えば、
よくこんな人を見かけませんか?
「あの人は、欲がない。」
「あの人は、謙虚で、良い人だ。」
「あの人は、控えめで、美しい人だ。」
実はこれ、”錯覚”です。
欲の無いように見える人は、
コントロールし、隠す技術が、上手い人です。
もしくは、諦める人生の人の事を指すのです。
隠す技術が上手い人は、
欲求があっても、
それを前面に表に出さず、
裏面に隠して見せないようにする。
欲求が、人間にとって、醜いと見なされる事を
知っているから、それを上手く隠す賢い人の事です。
反対に、
諦める人生の人とは、
欲求に対して、
「まあ、いいか。」
「どうせ、無理だ。」
「もう、できないだろう。」
「やっぱり、この歳じゃ諦めよう。」
「自分には、この欲求は得る事は難しい。」
欲求に対して出来ないと諦めてしまう人です。
こうして考えると、まさに、
欲求は良い悪いではない事が解りますよね。
実際に、
あなたの周りでもいませんか?
なんかあの人、
若いのに欲がない。
生気が感じられない。
すぐに諦めてしまう人。
はっきり言うと、
こうした人は、
欲を失った生気を失った人です。
もちろん、生きる力を失っているので、
生きていても、夢や希望や目標がないため、
向上することもなく、成長することもなく、達成することもありません。
むしろ、退化の一路へ崩れ落ちていきます。
欲求があっても、
コントロールや隠す技術をせず、
諦めてしまうと、生きる力を失うのです。
欲求を諦め、生きる事を諦めている事に他なりません。
反対に、
成功者には、
必ずと言って良いほど、
欲求が強い人が多いです。
願望や欲望が強いので、野心、向上心、達成心を
上手くコントロールし、巧みに隠す技術を駆使し、諦めないのでしょう。
こうして考えると、
犯罪者も成功者も欲求の塊で、紙一重かもしれませんね。
いかがでしょうか?
あなたは欲求の答えが解ってきたのでは?
欲求は生きている以上、誰にでもある。
欲求はコントロールと隠す技術が必要です。
ただし、欲求を失ったり、諦めてしまっては生きられない。
つまり、欲求は良い悪いではなく、生きていく上で必要な事なのです。
う〜ん・・・。
「深い・・・」
複雑ですね・・・。
少しだけ言い方を変えると、
人間は誰もが欲求を持っている。
そして、欲求は必要な事でもある。
ただし、良い悪いは、勝手に人間が決める。
その為、人間は、欲求をコントロールし、隠す技術を持っている。
欲求や欲望を
むき出しにしすぎてもダメ。
まったく失くしてしまっては生きていけない・・・。
では、一体どうすればいいのか?
この相矛盾した「欲求」に対して、
現実の人の世の中で生きていくには?
結論です。
欲求は矛盾した事を併せ持つ。
誰もが持っているけれど、そのまま表に出してはならない。
あなたがこの世で生きていくには、
欲求コントロールし、『上手くバランス』をとる事が大切なのです。
それが、「欲望」と「現実」の狭間で生きるという事なのかもしれません。
今日はここまで。
だいぶ難しくなってきたので、
明日、詳しく続きをお話しいたします。
明日からはより深く、
③「欲求の正体」と「欲求の行方」
についてお伝えいたします。
このブログは、真の生き方や人生について、
深く考え、追求し、読んでくれる多くの人に、
幸せに生きる参考として貰える事を日々願って、
『 真の生き方 〜 True Life Style 〜 』
を贈っています。
もし、
『真の生き方』が参考になり、役立つ事が出来れば、
「この人には。」と思うあなたの本当に大切な人へ
幸せへの生き方をシェアで、贈ってあげてください。
〜 今日の贈る言葉 〜
『希望が人間をつくる。大いなる希望を持て。』
テニスン(英国の詩人 / 1809~1892)
『人は生きる為に、
望み、求め、向上する!』
TRUE
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