さて、昨日、
前編①「欲求は良い事?悪い事?」
http://true-life-style.com/2019/01/14/「人は何を求めるのか?」%E3%80%80%E3%80%80前編①欲求の正体/
の続きに進みたいと思います。
今日は、
「欲求」について、
さらに深く、その「正体と行方」について、
探ってみたいと思います。
③「欲求の正体」と「欲求の行方」
さて、
あなたは、
「マズローの欲求5段階説」
というのを聞いた事がありますか?
非常に有名な理論なので、
あなたはこれから幾度となく、
この説を聞く事があるかもしれません。
この理論は、
グループの長やリーダー、
陣頭指揮をとるべき部下を持つマネージャーや
取締役はもちろん、社長や経営者は、当然知っていてほしい理論です。
アブラハム・ハロルド・マズローは、アメリカ合衆国の心理学者。
でこの「マズローの欲求5段階説」を説いた人です。
学説なので、
む、難しい・・・。
難しいこと抜きで、
簡単に(笑)、説明すると、
要は、
欲求には、5段階の欲求レベルがあるという事。
それがこれです。
「マズローの欲求5段階説」
1・生理的欲求
2・安全の欲求
3・所属と愛の欲求
4・承認の欲求
5・自己実現の欲求
欲求は1から順に現れ、
満たすとさらに上の欲求レベル
に登り移っていくという事です。
おもしろいと思いませんか?
欲求に段階レベルがあったなんて・・・。
あなたが、今どのレベルにいるか、見つけてみてください!
そして、
人間は「欲望」を持つ事を悪い事だと
捉えがちですが、実はマズローによると、
人間が一定して持つ基本的欲求から生まれる欲望は
決して、「悪」ではないという事を言っているのです。
「え〜〜〜!?」
昨日まで、さんざん” 欲求は、良いのか?悪いのか? ”
について、お話ししてきたことが、簡単に答えが出ていた・・・(楽)。
欲求を抑えるよりも、
引き出して満たした方が、
より健康になり、より生産的になり、
より幸福になることができると考えられています。
なるほど・・・。
では、
この「マズローの欲求5段階説」
を図にしたものを見てみましょう。
「マズローの欲求5段階説」
(引用:自分コンパス)
「マズローの欲求5段階説」の1段階から見ていきましょう。
1.生理的欲求は人を動機付ける最も根源的な欲求。
酸素、食物、飲料、性、睡眠など人の生命維持に関わるものが生理的欲求にあたります。
2.飢えなどの生理的欲求がある程度満たされると、この「安全の欲求」が現れます。
身の安全、身分の安定、他人への依存、保護された気持ち、不安・混乱からの自由、構造・秩序・法・制限などを求めるのが安全の欲求です。マズローによると、生理的欲求と同じくらい安全の欲求は強いものだとされています。
3.生理的欲求と安全の欲求が満たされると、「所属と愛の欲求」が現れます。
孤独や追放された状態を避ける、根無し草で生きている状態を避ける、家族や恋人、友達、同僚、サークル仲間など共同体の一員に加わりたいと思う、周囲から愛情深く暖かく迎えられたいと思う、以上のようなものが「所属と愛の欲求」です。
4.「所属と愛の欲求」が満たされると、今度は「承認の欲求」が芽生えてきます。
「承認の欲求」は言い換えると、「尊厳の欲求」や「自尊心の欲求」とも呼ばれています。この承認の欲求は2つに分かれます。
A: 自己の自己に対する評価の欲求…強さや達成、熟達、能力への自信、独立や自由など、自己をより優れた存在と認める、自尊心とも言えるものへの欲求
B: 他者からの評価に対する欲求…評判や信望、地位、名誉、優越、承認、重視などを求める欲求
この承認の欲求が満たされると、自分は世の中で役に立つ存在だという感情が湧いてきます。逆に満たされないと、焦燥感や劣等感、無力感などの感情が現れてきます。
5.「自己実現の欲求」とは、人が潜在的に持っているものを開花させて、自分がなり得る全てのものになり切りたいと感じる欲求です。
つまり、より一層自分であろうとする欲求のこと。
どれだけ下位の欲求が満たされても、人は自分に適していることをしていない限り新しい不満が出てきます。
いかがでしたか?
あなたの「欲求段階」が見えてきたはずです。
今のあなたは、どの「段階レベルの欲求」に生きていますか?
マズローによると、
1から4までの欲求レベルは、
人に満たしてもらえる欲求であり、
5段階の欲求レベル(自己実現)になると、
人は自分自身の成長に集中していくといいます。
なので、
その欲求を満たしていけるのは、自分だけという事です。
このことから、
5段階の欲求レベル(自己実現)の
成長動機で生きている自己実現者は、
「自律的で独立的」であると言えるでしょう。
どうでしょうか?
「欲求の正体」が見えてきました。
あなたは、「欲求の正体」を知ったことで、
自分が今、どの段階の欲求レベルにいるのか分かれば、
どうやって、欲求を満たして行けばいいか分かりますよね。
あなたの「欲求の正体」を知り、その「動き」を知れば、
「今後の欲求への対処の仕方」が見えてくるはずです。
今日はここまで。
後編では引き続き、
④やりたい事、行きたい場所、欲しいもの、求める人の心理
⑤人は何を求めているかを知った時
についてお伝えいたします。
このブログは、真の生き方や人生について、
深く考え、追求し、読んでくれる多くの人に、
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『 真の生き方 〜 True Life Style 〜 』
を贈っています。
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〜 今日の贈る言葉 〜
『人生の目的は自己の成長である。
人間性の成就を実現するために、
我々はここにいるのである。』
オスカー・ワイルド
(アイルランド出身の詩人、作家、劇作家)
『生きる。自己実現するために。』
TRUE
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