人は環境に左右される
様々な環境の中で人は生きている。
生きていく中で「環境」はとても大切です。
日本の裕福な生活の中でいると、自分の身の回りの環境について深く考えることはありません。
しかし、よく考えてみてください。
世界には、
着の身着のまま貧しい国、
食糧難で飢餓で苦しむ国、
医療の整わない国、
衛生面が不十分な国、
人種差別が激しい国、
不幸な戦争中の国、
自由が許されない国、
寒さや暑さが極限の国、
などたくさんの国があります。
国ばかりではありません。
たとえ、裕福な国に生まれたとしても、
親の顔を見たことがない、
親はいるけれど愛情がない、
親は離婚してしまった、
親の仕事が倒産した、
多額の借金の家、
喧嘩が絶えない家、
など生まれた環境もこれから生きる環境も様々です。
環境が生きる道を左右する
やはり、
環境の中で生きていくことは、
その時点である意味、生きていく道も左右されることが多々あります。
人間は環境に順応するのです。
もし、あなたが、
自分の目指したい道が、
その環境に左右されず、
なんとかその道を進めるのであれば、
それは本当に幸せなことだと思いませんか?
ただ、環境に嘆いていても始まりません。
環境は自分で作り出すものです。
環境的に難しくとも、
改善していくことができるのであれば、
まずは最初に取り掛かることが大切です。
大学受験勉強の例え
あなたには目指す大学があるとします。
その為には、その大学に合格するべき、学力が必要です。
学力を上げる為には、勉強をしますよね。
ところが、
何不自由なく、勉強の教材も揃い、勉強の時間もあるという人が、
学校帰りは、遊びに行くカラオケやボーリングに喫茶店、
友人は皆遊び人ばかりで、あちこち誘われてばかりで断れず、
家に帰ると、ビデオや映画がリビングには置かれ、
自分の部屋には漫画やゲーム、
ゆったりできるソファーやベッドで横になって勉強。
しまいには、美味しい食事をたらふく食べ、デザートにケーキでは眠くなってしまいます。
勉強できる環境ではなく、誘惑だらけで自分に負けてしまって当然です。
友人は、部活動もやり、アルバイトまでしているのに、
自分より学力がどんどん伸びる。
なぜなのだろう?
そんなことを考えたことはありませんか?
大学受験への勉強ばかりではありません。
家庭においても、
仕事においても、
趣味においても、
目指している道に誘惑や障害があっては、
なかなかその道を進んでいくことは難しいのです。
それはすべて環境が左右しているのです。
環境を改善する
では、どうすれば良いか?
環境を改善するのです。
学校帰りは塾に行く、図書館に行くなど、
友人との付き合いもほどほどに、
家に帰ったら、やるべきタスクを考え時間を計り、
ソファーを撤去し、ベッドのない場所で勉強をし、
腹八分目で、コーヒーで目を覚まし、ガムを噛み頭の血の巡りを良くし、
柔軟体操、首や頭のマッサージ、立って勉強するなど
環境を改善することが必要です。
毎日毎日寝てしまって勉強できない。と愚痴ってもしょうがありません。
あなた以外の高校生も、同じく疲れ、眠いものです。
それでも勉強に集中しているのは、集中できる勉強環境があるのです。
勉強しないで、最初から学力がある人はいません。
人知れず、黙々と勉強をしているのです。
環境が左右することが分かれば
勉強にだけ集中できる環境に改善するという事です。
あらゆる誘惑や障害を取り除く工夫が必要です。
テーブルと時計と勉強道具しかない3畳一間の部屋に、24時間閉じ込められれば、
嫌が応にも勉強せざるをえないという事です。
環境というのは物質ばかりではありません。
あなたを取り巻く周囲の人も多いに影響します。
あなたの食事や
あなたを束縛する時間や
あなたを居させる空間や
あなたに役立つ物質など
よく考えてみてください。
あなたを取り巻く環境は様々な要素があるという事です。
勉強がしたいなら、勉強以外のものがなければ勉強するのです。
あなたの進む道の環境を考える。
このように、あなたの進むべき道も環境次第では、
目標も遠ざかってしまう事もあれば、
どんどん進み、目標が届くようになる事もあるのです。
一度、
改めてあなたの進むべき道の環境を整えてみるのはいかが?
このブログは、真の生き方や人生について、
深く考え、追求し、読んでくれる多くの人に、
幸せに生きる参考として貰える事を日々願って、
『 真の生き方 〜 True Life Style トゥルーライフスタイル 〜 』
を贈っています。
〜 今日の贈る言葉 〜
環境を作りだすのは、われわれ自身である。われわれの生きる環境は、自分の価値にぴったり見合ったものなのだ。
リチャード・バック(アメリカ合衆国イリノイ州生まれの飛行家、作家。)
「あなたの環境を嘆いていても始まりません。
生きる為にあなた自身が環境を作りだすのです。」
TRUE
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