心を磨く「その②：ありがとうございます。」

コロナウイルス、ウクライナ戦争、食品価格の高騰、世界平和秩序の崩壊、先行き不透明で世界中の人々が混迷を極め、脱力感、無気力、将来不安が続く中、何が大切な事、どう生きるべきか信念を持ちたいものです。

目の前の事ばかり、自分のことばかり、欲求を満たすには、などと生きていると

人を押し退け、自分ばかりよければ良い、欲求が満たされればそれで良いという事になり、

はっきり言うと、正しい生き方、高貴な生き方、しいては、幸せな生き方はできなくなります。

では、幸せな生き方をするには？どうあるべきか？何すべきか？

人間が追求すべき心の持ち方、言葉を贈ります。

「人生楽あれば苦もある」

人は生きていると、

山あり谷あり平坦あり。

楽しい時もあれば、苦しい時も当然あります。

昔、祖父から「いつも楽しい事ばかりあっては楽しい事も楽しく感じない。」

苦しい事や辛い事があって、その中に数少ない喜びや達成感を感じて初めて楽しいと感じる。

私は、幼いながらもその時に「なるほどなぁ。」と感じたものでした。

試練

またある時は、こんな事も教えられた気がします。

生きていると色々な道を歩む。

楽しい道もあれば苦しい道もある。

苦しい道を歩んでいる時もあなたの人生の道。

でもそれは、あなたを強くする時間であり成功への架け橋。

歩みを止めてしまえば、それまでで終わってしまうが、精進すれば必ず道は開ける。

「ありがたい」と思って進む事が大切だと。

つまり、試練を「ありがとうございます。」と言って精進するという事です。

有難い

普通ではなく平凡には有難い

感謝するという事

苦しい時にありがたい？など。

言葉にすると、”そんな馬鹿な事はない”と思ってしまいますが、

“心の持ち方次第ではないか？”と今になって気づくのです。

苦しい時も悲しい時も人生の時間は過ぎていきます。

苦しい時にこそ「試練を与えてくれて、ありがとうございます。」

悲しい時にこそ、「いつか来る幸せの時まで精進する。」

”この事こそが生きていく道なのだ。”と謙虚に思うのです。

謙虚に生きるという意味

人は自分一人では生きてゆけない。

どんな成功者も、この事を忘れがちです。

努力し、精進し、能力を高め、チャンスを掴み、実行し物事が上手くいく。

もちろん、それは懸命に生きてきたあなたの道かもしれませんが、全てが自分の力だけではない。その過程の中には、必ず、人の支えがあるという事です。

これを忘れてしまうと、人は奢り、傲慢になり、人が離れ脱落し、必ず失敗する。

常に「人生を生かされている。」という事を忘れず、稲の穂の様に頭を垂れ、実が結実しても感謝して生きるという事が輝く人生を歩むのです。

真実の愛　〜　心からの「感謝」を　〜

心に感謝を

あなたが生きている事自体が、奇跡である事を感謝するのです。

生活は当たり前の事ではなく、朝起きた事に感謝、生きている事に感謝、息をいっぱい吸える事、水を飲める事、食べ物を食べれる事、人と出会える事、話ができる事、健康でいられる事。全ての奇跡に感謝して生きるのです。あなたが生きている事自体が、身体や筋肉や細胞の一つ一つが、あなたを生かしてくれているのだと。

　ご存知の方も多いでしょうが、「ありがたい」という言葉の語源は、めったにない、珍しくて貴重という意味の「ありがたし（有り難し）」です。現代を生きる私たちにとってなかなかピンとこない由来かもしれませんが、人間として生を受けたことに感謝する言葉として用いられたのが始まりなのです。

こうした感謝は、普段生活していると気がつきません。

当たり前ではないのです。普通の事ではないのです。

自分が生きていると勘違いしてはならないのです。

自分は生かされていると感謝して生きるのです。

だから毎日「生かされている事にありがとう。」と

真摯な気持ちで心の中に祈る謙虚さが必要な事なのです。

普段会う人や、家族や愛する人、一人一人にいつも心の中で「ありがとうございます。」

こうした姿勢で接する事ができると、人生は楽しく幸せを感じて生きる事ができるでしょう。

「感謝の気持ち」で生きたい。と思う今日この頃です。

今日はここまで。

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